０８７８３
２０２１年４月２９日生まれ　男の子
レッド
体重（7/3）：４９０グラム
お父さん★１．４キロ★
お母さん☆１．９キロ☆
成犬時予想サイズ：ティーカップサイズ




今日は私の大好きな、
両親犬が産んでくれた子のご紹介です。


お父さん犬もお母さん犬も大好きなので、
その二人から生まれた子に対して、
私はどれほどの感情が入ってしまうのか。


未体験の私にとって、
生まれてくる瞬間のドキドキは、
それはもう尋常ではございませんでした。


いままで私は成犬のお世話を
みっちり３年ほどやってきました。
去年の末からは、
先輩方に交配や出産の事も教わり、
子犬ちゃんのお世話も、
店長に手取り足取り叩きこまれてきました


子犬ちゃんのお世話をする機会も増え、
子犬ちゃんとの接し方にも慣れ、
成犬とは違う赤ちゃんの魅力、その可愛さに
日々、心が砕かれる機会も増えましたが、
以前に比べれば精神的に、
少しずつ強くなってきたかなと思います。


出産に関する知識は持っていても、
いざ本番になると足手まといになるので、
実際に出産に立ち会ったことはまだなく、
遠くから、覗き込むぐらいしか
したことがありません。


が、
今回のお母さん犬の妊娠が分かった時に、


どんな事でもいいから
このお母さん犬の力になりたい！


と店長にお願いをして、
出産前から、お母さん犬のサポートに
参加させてもらえることになりました。


なぜ、そんなお願いをしたかと言うと、
お母さん犬はここで生まれた子で、
まだ生後３～４カ月前後ぐらいの頃から、
私がずっと可愛がってきた子だからです。


お父さん犬も同じです。


そして、小さな頃から、
このお父さん犬お母さん犬は仲が良くて、
この二人から生まれてくる子は、
絶対に可愛いだろうなぁ。
なんて想像していたのがついに現実になる、
そんな日がきたのです。


店長は、

そんな事、しょっちゅうだよ。

とクールに言いますが、
私にとっては一大事です。


出産の前日からバタバタしておりましたが、
お母さん犬が夜から体温が下がり、
ご飯をパタリと食べなくなり…
このまま生まれてくるのかな…
と思っていたのですが、
そんな事もなく、、、
時間だけが過ぎていきました…。



大丈夫かな、大丈夫かな。


私の心配をよそに、
店長はせっせと寝ている子犬の身体に、
ブラッシングをしておりました。


最近の店長のブームのようで、
寝ている子を起こすことなく、
ブラッシングをかける奥義と言ってました。


そのまま外が明るくなってきました・・・。
朝方です。


ちょっと、ウトウトしていた、その時。


お母さん犬が、
床をカリカリしているではありませんか。


え？なんで今それなんだろう？
寝床を丁寧につくるなんて、
生む気ないのかな？
（寝床を整える時に、
ワンちゃんは床をカリカリかきます。）


ふふふって笑いながら、
お母さん犬にツッコミをしたら、
店長がボソッと、


あっ、陣痛来たのかな。


え・・・


確かに、お母さん犬が、
力を入れているように見えます。


まさかの事に、完全に目が覚めて、、、


ここから先は、
壮絶な戦いでもあり、
神秘的な瞬間でもありました。


内容を伝えるには、
言葉を考えるのも、
どう書いていったらいいのかも、
あまりにも難しいため、
省略させて頂きますが、


私はもう、
ガンバレ！ガンバレ！
っと、
ひたすら声をかけておりました。


…



そして、
この子達が生まれてきてくれた、
２０２１年４月２９日という日が、
私の人生の中で、
一番の感動を受けた日になります。



言葉にならないぐらい、
可愛くて可愛くて、、、


店長も、
可愛いね。
っと言っておりましたが、
その店長のあまり感情の入っていない
「可愛い。」という言葉の
100万倍は可愛いと私は思いました。


この世の中に、
可愛いというだけで、
泣けてしまう感情があるんだ。
と、その時は思いましたが、
単純に可愛い。
というだけで泣いているのではなく、
それまでの想いがあったからこそ、
この子達の誕生に感動し、
目の前で起きる奇跡の瞬間に
立ち会うことが出来たからこそ、
涙がでたのだと、
あとになって分かりました。


１頭目の子の蘇生は店長がやり、
２頭目の子は、
同じようにやってみて…と私が任され、
優しく背中をゴシゴシさすってあげました。


なかなか店長がやっていたようには
動き出してくれない赤ちゃん。


途中、店長と選手交代をしながら、
それでも、なかなか動き出してくれません。


いつもは寒いジョークで、
スタッフみんなの事を、
氷河気に連れて行ってくれる店長が、
真剣な眼差しで、
優しくゴシゴシしながら、
時折、酸素を吸わせてみたり、
その間も優しくゴシゴシゴシゴシ。


それから、
店長はお母さんのサポートがある為、
私がまた交代で赤ちゃんを受け取り、
さきほど、お母さんに言っていた言葉を、
今度は赤ちゃんへ、
たくさん声をかけました。


がんばれ、がんばれ
がんばれ、がんばれ


私は絶対に諦めたくありませんでした。
諦めるわけがありません。


（獣医さんからあとになって聞きましたが
ある程度、ゴシゴシして、
羊水を出してあげて、動きがなかったら、
大抵のブリーダーさんは諦めるそうです。）



がんばれがんばれ！


ゴシゴシゴシゴシ、、、
途中で、温めたりもしながら、、、



かれこれ、１５分ほどした時、
少しだけ手足が動いたように見え、


ん？


それから一体どれほどの時間が経ったのか、
私には分かりませんが、
とにかく、ゴシゴシして、温めて、声をかけて



すると、今度は口をクイッと。


その時、絶対に大丈夫と思いました。


徐々に動き出す赤ちゃん。


次第に、ミーミー…ビャー…っと、
か弱くも力強さも感じられる声を出し、
しぼんでいた体はいつのまにかふっくらとし、
ウネウネと動きだす赤ちゃん。


店長から、
もう大丈夫と言われるまで、
背中をゆっくりさすっては、
ジッとお顔を見つめていました。


ビエーン…という声が、
クリーンなミエーンという声になった時、
店長が、

もう大丈夫だよ。

と言ってくれました。


その後は、
体が冷えないように温めてあげて…


ジーっと、
ウネウネと動くこの子に見入っておりました。


その時の子が、なんと
今回ご紹介をさせて頂く子でございます。



いきなり話を現代に戻しました。



生まれてくるまでの私の感動を
皆さまに伝えたいと思い書き始めましたが、
このままでは、永遠に私のお産話と、
それ以降のお世話の話を、
書いてしまいそうですので、、、
中断して子犬ちゃんの紹介をします。


とにかく可愛い子です。


この両親犬から生まれてくる子だったら、
間違いなく可愛くなる！
と、私が思っていた予想通りの、
ものすごいかわいい子です。


ただ、まだまだ子供ですので、
今の時点では、
それほどの『とびきり可愛い感』は、
薄いかもしれません。

しかし、日に日に可愛く成長しているので、
将来的には私の予想をはるかに超えた
超可愛い子になることは間違いないです。


私はこの子が産まれてから、
毎日のように、
ミルクをあげて、ナデナデして、
成長を見守ってきましたので、
皆さまと温度差があるのは、
ご了承ください。


私は今のこの子の姿を見ると、
うわぁ、たまらないくらい
可愛くなってしまった…
という思いであふれます。


可愛くなり過ぎじゃないか。
とも思います。


一日一日、
ちょっとした変化にも気付けるよう、
とにかく時間をかけて可愛がってきました。


こんなにかわいい子はいません。


私がそれだけの想いを持って、
この子に接してきたので、
店長からこの子のご紹介文を
頼まれたのですが、
初めて書く文章なので緊張していました。


書いてみると、
ここまではすんなりといけましたが、
ここから先、どうしようかと、
今思っています。



産まれてきてくれてから、
今の今まで（これからもですが）
大切に大切に、
『赤ちゃんのお部屋は、
自分の家の部屋以上に綺麗に！』
という店長のアドバイスの元、
いつ誰が見ても、
綺麗なお部屋である事を心掛け、
それはもうとびきり可愛がってまいりました。


だから、可愛く成長している訳ではなく、
もうこの子に関しては、
そのDNAが可愛くしているところも、
大きいと私は思います。


可愛くなるが為に、
幸せになるが為に、
この世に生を受けて、
そして、私の目の前に現れました。


遊ぶのも好きになってきました。


少し前までは、
ヨチヨチ歩きをしては、
ゴローンと転がって、
一生懸命また立ち上がって、
手を近づければ、
いつでもアーンと口を開けて、
パクパクしていたあの子が。


おもちゃをぴっぴと鳴らすと、
シャキーン！っと、
遊びモードに入るのです。


ようやく子犬という感じに、
なってきたのかなと思います。


ようやくお母さん犬とも離れ、
兄妹だけで過ごす時間や、
一人で過ごす時間、
他のお友達、スタッフと過ごす時間、
社会性を付けるよう、
日々、お勉強もしながら、過ごしています


寂しそうにしていたら、
様子を見ながら、
お母さん犬を戻してあげて、
夜は一緒に寝てもらう事もあります。


その時の子供達のくっつきようったら…


そのままずっと一緒にいさせたい。
離したくない。
という気持ちにどうしてもなってしまいます。


ですが、
離す時間をつくっていかないと、
飼い主様に迎えられてからが、
大変になるそうなので、
私は心が折れそうになりながらも、
ヨシヨシ抱っこをしながら、
落ち着いてもらうようにもしています。


今日ご紹介の子は、
兄妹たちの中では、
わりと一人になっても、
平気なタイプだと思います。


兄妹が鳴いていても、
この子は平然と、
お腹を出して、
足をピクピクさせながら、
グッスリ寝ています。


兄妹と言っても、
こういう差があるのは、
面白いなと思います。


この子は、そういった面では、
初めてワンちゃんを飼う方の元でも、
比較的慣れやすいと店長が言ってました。


この子を見ていると、
確かにそうだなと私も思います。


これから新しい飼い主様のところへ、
新しいお家に行って、
どんな生活が待ち受けているのか。


楽しみでもありますが、
少し複雑な気持ちになります。


お母さん犬、他のスタッフや店長、
もちろん私もですが、
この子達の事を本当に大切に、
たくさんの愛情をかけてきました。


私にとっては、
今回ご紹介のこの子が、
自分が蘇生した子という事もあって、
他の兄妹たちと比べては
ダメだと思いますが
ちょっと思い入れが強く、、
余計に複雑になってしまいます。


店長はこういう気持ちを乗り越え、
今に至っていると思いますが、
改めてすごいと感じます。


すごい良い子ですし、
人間大好き、
この子の尻尾のふりふりに、
私は何度も元気づけられたと思います。

毛がモコモコで、
目がクリクリで、

他のワンちゃんを、
いじめる事はありませんし、
やられてもやり返さないところは、
とても良い子なんだと思います。


私だったら、
いきなり遊んでいる最中に、
頭をポンと叩かれたら、
怒ってやり返すと思います。


ですので、
優しい子なんです。


あっ、でも、
ここ最近、一緒に遊んでいると、
私が歩くたびに、
うしろから、ペケペケペケペケー！！
っと必死に近付いてきて、
足をカミカミする事もでてきました。


子犬です。


噛まれて、
私は泣きそうになりました。


痛みにではなくて、
成長にです。



この子をお迎えできる飼い主様が、
うらやましいです。


こんなに可愛くて、
こんなに性格が良くて、
ペットショップで、
この子のような子は、
見たことがありません。


一緒にお部屋にいて、
遊びもひと段落したあとに、
隣で横になってあげると、
スススススーっと寄り添ってきて、
一緒に寝ようとしたり、
目が合えば、
そのまま口元にきて、
ペロペロペロペローもします。


遊ぶ時と、甘える時、休む時、
それぞれに違う顔があって、
どんな時も本当に可愛いです。



この子を迎えられる方は、
きっと日頃のおこないが良くて、
とてもラッキーな方なんだと思います。


私も真面目に仕事をして、
この子のような良い子を、
お迎えできるように、
これからも頑張りたいと思います。


この子をお迎えされる飼い主様、
きっと幸せいっぱいな日々が、
始まるのだと思います。


何か分からない事があれば、
こちらにはなんでも答えてくれる、
ドッグトレーナーさんがいますし、
店長はなんでも分かりますし、
動物の栄養管理士や、
動物看護師さん、
獣医さんもいますので、
アフターサポートへ
ご連絡を頂ければ、
すぐに解決できると思います。


この前、獣医さんが来て、
健康診断をしましたが、
パテラやヘルニアは無し、
噛み合わせも問題なくて、
健康そのものと言っていました。


ペットショップで見るプードルは、
パテラのグレードがある子しか、
見たことがないので、
まるで大丈夫な子もいるんだと、
こちらで働いてから初めて知りました。


安心して、
お家に連れて帰れると思います。


いつもスタッフが言っておりますが、
フローリングで遊ばせる事で、
膝が悪くなってしまう事はあるので、
マットのようなものを敷いて、
遊べる空間をつくれると良いと思います。



お迎え前も、
お迎えしたあとも、
なんでもご相談して下さい。


私は電話で対応しておりませんが、
子犬ちゃんを見ているスタッフが、
詳しくなんでもお答えさせて頂きます。


私よりも明るくて元気なスタッフが多いので
なんでも聞いて大丈夫だと思います。



お問い合わせは
0800-111-4115
番までお願いします。

１０時から２３時まで、
お電話は対応可能です。


ご見学に来られて、
この子を見てしまったら、
多分、心は決まると思います。


すごい可愛いです。



この子の事を、
生涯、大事に大切に、
愛情いっぱいで、
お世話をしてもらえる方に、
お譲りさせて頂く事ができれば、
私は安心です。



たくさん可愛がってあげて下さい。


この子は、
可愛がられている事が分かると、
喜びますし、
多分、すぐに心を開くと思います。


そして、貴方さまが歩く度に、
うしろをちょこまか付いてきて、、、
たまに、足をカミカミするでしょう。


ですが、それも子供のうちです。
そうされた事も良い思い出に、
なってしまうと思います。


これから、
どんどん良い子に育つと思います。


あと、毛がものすごいです。
店長からは、ずっとゴシゴシされたから、
それがいい刺激になったんじゃないかな
と言われました。


本当にものすごいです。


ご見学に来られた際には、
お洋服を着ていない、
裸のこの子との対面になりますが、
きっとビックリして頂けると思います。



この子と一緒に幸せになってください。
よろしくお願いします。