０５２１６
２０１５年１１月１日生まれ　女の子
シルバー
体重（1/21）：６４０グラム
お父さん★１．３キロ★
お母さん☆１．８キロ☆
成犬時予想サイズ：ティーカップサイズ



私はかれこれ１５年ほど、
プードルちゃんのお世話をしてきました。


これまでたくさんのプードルちゃんを
１頭１頭大切に育てて参りました。


小さい赤ちゃんには
2,3時間おきに母乳を飲ませ、
お腹をポンポンになってもらいます。


特に小さい子たちは毎日24時間体制で
お世話をします。


ワンちゃんは人よりも成長が早く、
１日１日、すくすくと成長していきます。


あっとゆーまに自分で歩ける様になり、
気づいたら自分でご飯を食べられる様になっています。


目も開き、被毛も立って来たタイミングで
カメラマンさんに写真を撮ってもらい、


ホームページに掲載して、
素敵な飼い主さまと運命の出会い、
新しい家族として迎えて頂きます。


そしてお迎え当日・・・・


毎度のことで慣れているとはいえ、
嬉しさ半分、悲しみ半分複雑な思いです。


私は見た目が少し強面なので、
強く思われがちですが、
ちょっと感動する話や、
悲しい話に滅法弱く、実は泣き虫です。


○ランダースの犬なんて見たら、
ティッシュペーパー1箱使いきります。


特に私は涙もろいので、
湿っぽいのは嫌ですし、
送り出す時は笑顔で送りだしてあげたいので、
できるだけ前日に
子犬ちゃんとのお別れをします。


他のスタッフに
こんなところを見られるのも嫌なので、


前日の夜にこっそりと、
お迎えの子犬ちゃんの元へ行き、
そっと抱きしめお別れをします。


「元気に育ってくれてありがとう。」
「新しいお家でたくさん愛されるんだよ。」


このお別れの時、
子犬ちゃん達はきまって
皆笑顔でお顔をたくさんたくさん
ペロペロしてくれます。


それはまるで、


「大丈夫だよ、幸せになるから心配しないで。」


「今までたくさん愛してくれてありがとう。」


そんな気持ちが伝わってきます。


こうしてこれまでたくさんの子犬ちゃんを
お迎えして頂いてきました。


そして今回ご紹介させて頂く、
シルバーちゃん。


私自身、今までで一番思い入れが、
強いのではないかと思います。


なのでご紹介文を書いている今の時点で
気持ちはかなり複雑です。


生まれた時からずっとお世話をしてきました。


特にシルバーちゃんは小さい子なので、
それこそ2～3時間おきに、
お腹いっぱいになっているかどうかを
確認しに行ったり、


シルバーちゃんはおっぱいを飲むのが
下手っぴだったから、
お母さんの母乳がしっかりと
飲める様におっぱいに持っていって、
飲み終わるまで支えてあげたり、


それが夜中だったりすると、
私も流石にウトウトしてしまって、


そのまま隣で一緒に寝てしまったり・・・


それでもお腹一杯になって、
満足そうに仰向けで眠るシルバーちゃんを
見れば私の疲れなんか一瞬で吹き飛びました。


お母さんも同じ様な感じだったと思います。


すやすやと眠るシルバーちゃんを、
微笑ましく優しい眼差しで見つめるその姿は、
愛、以外なにものでもなく、
その様子は今でも忘れる事が出来ません。


初めてのシャンプーの時も良い思い出です。


赤ちゃんですからドッグバスそのままの
大きさでは大きすぎるので、
風呂桶にお湯を張り、
手でしっかりと抱っこをしてあげて、
ちょっとずつ手でお湯をかけてあげます。


手足の先から少しずつ上に
お尻から背中、肩の辺りまで
初めての時はそれこそ慎重に慣らしていきます。


しばらくすると慣れて来たのか、
お湯が温かくて気持良くなってしまったのか
手の中ですやすやと眠り出しました。


問題はこの後なんです。


そう、お顔です。
お顔は大体の子が
水がかかるのを嫌がります。


それでもお顔だけ洗わない訳にはいきません。
なのでお顔は細心の注意を払い、
丁寧に洗っていきます。


手でお湯をすくい、
肩のあたりから首へ、
少しずつ少しずつお湯をかけていきます。
ここまでは順調です。
少しも嫌がる様子を見せません。


頭のてっぺんから手ですくったお湯を
すこーしだけかけてみました。
多少は嫌がる様子がありましたが、
それ以上嫌がることも無かったので、
お鼻とお口から水が入らない様に
優しく洗ってあげました。


でも目に入るのが嫌みたいで、
自分の前足で目を覆い隠していました。


その姿がとても可愛らしく、
本人は必死だったので
笑ってはいけないと思い、
こらえるのが大変でした。


こうしてお母さん犬のお手伝いをしながら、
二人三脚でシルバーちゃんを育てて来ました。


毎日が大変でしたが、
笑いあり、涙あり1日1日が濃厚で
もうご紹介文にはとても書ききれません。


そんな事、あんな事、
たくさん思い出があります。


まだまだピーピーと鳴いていた赤ちゃんが、
今回撮影してもらったお写真の様な、
本当に可愛いい子に育ってくれました。


性格もとっても可愛い子です。
私が毎日毎日一緒だったからか、
人が大好きです。


広いお部屋へ出してあげれば、
テクテクずっと私の後を付いてきます。


小さいモコモコ毛玉が転がっているかの様で、
まさにたまらない可愛さです。


はい。


私が見えなくなるとしばらくは
少し寂しがってキュンキュン言ったりしますが、
一人でおもちゃで遊んだり、
お昼寝をしたり出来ているので、
上手にお留守番も出来そうです。


ワンちゃんも大好き。


これだけ小さいシルバーちゃんなので、
周りのお友達は体が自分よりも
大きい子が多いのですが、
持ち前の明るさと元気で
すぐに馴染んでいきます。


体も骨太で関節もしっかりとしているので、
一回り大きい子たちとも
おもちゃの取り合いに負けず劣らずで
頑張ります。


元々シルバーちゃんは
次のお母さん犬候補として
弊社に残すことも考えていた子で、
これまで健康診断も4回行っておりますが、
何の異常も無く健康そのもの、
体もしっかりとしていて、
欠点などもございません。


健康面、精神面からみても、
いつでもお迎え頂ける状態です。


何よりも私が毎日お世話をしてますので、
自信を持ってご紹介させて頂きます。


シルバーちゃんは頭数が少ない為、
その分小さくて可愛い子はかなり希少です。


お写真をご覧頂き、
お目に叶うようでしたら、
ぜひ新しいご家族として、
お迎えをご検討頂けましたら幸いです。


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