飼いやすいトイプードルがほしい！だけど、性格の見分け方がわからない…そんな未来の飼い主様のために、トイプードルの専門家が性格と特徴をエピソードと共にわかりやすく解説しました。賢い？甘えん坊？オスは大変？最後までお読み頂ければ、正しいトイプードルの性格や子犬の選び方まで、きっとご理解いただけるはずです。

※ティーカッププードルやタイニープードルは、トイプードルに分類されますので、その性格や特徴はトイプードルと変わりません。

トイプードルの性格

トイプードルの性格についてご紹介する前に、犬の性格は性別や毛色による違いはなく、個体差がとても大きいことを最初にお伝えします。

ネットでよく言われている、
「オスだからしつけが大変」
「毛色がブラックだから甘えん坊」
といった情報は全くの間違いです。統計や研究などの根拠がありません。

例えば、人間に置き換えて考えても「男性だから落ち着きがない」「日本人だからおとなしい」とは言いきれませんよね。

犬であるトイプードルも同じで、メスでもマウンティングする（腰を振る）子はいますし、やんちゃが多いと言われるレッドのトイプードルでも非常におとなしい子がたくさんいます。

トイプードルの性格は、人間と同じく十人十色。性別や毛色に関わらず、その子その子によって性格は全く異なりますし、お迎え後の環境や、飼い主さまの人柄、考え方によって人格（犬格？）が形成されます。性格がいい飼いやすいトイプードルをお探しの方は、性別や毛色の間違ったイメージで見分けないことが大切です。

トイプードルを家族に迎え入れようと考えている方は、抱っこだけで子犬を選ぶのではなく、落ち着ける環境で子犬とゆっくりと触れ合い、飼い主様との性格の相性を確かめることが重要です。ご見学の予約はこちら

それでは、ここからトイプードルに多い性格や特徴を１つずつご紹介します。性格は個体差が大きいとお伝えしましたが、トイプードルならでは魅力や特徴がたくさんありますので、ぜひご覧ください。

トイプードルの性格その１「賢い」

ぬいぐるみの様にかわいいトイプードルですが、実は賢い犬ランキング第２位がプードルという研究結果(※)もあるほど非常に頭のいい犬種なのです。

※心理学者Stanley Coren博士による書籍「デキのいい犬、わるい犬―あなたの犬の偏差値は?」より

それもそのはず、警察犬になったトイプードルは1頭だけではありません。日本初トイプードル警察犬カリンちゃん&フーガちゃんをはじめ、毎年開催されている嘱託警察犬の審査会ではトイプードルが続々と合格しています。

ここで弊社からお迎えいただいたトイプードルのカレンちゃんの珍しいエピソードをご紹介させていただきます。

カレンちゃんの飼い主様はピアニストでいらっしゃいまして、ご自宅でピアノを弾いていると、いつの頃からかピアノに合わせて歌うようになったそうです。

犬は2〜3歳くらいの子供と同じくらいの知能を持っていると言われていますが、トイプードルは飼い主(親)をよく見て学ぶ賢さがある人間みたいな犬種です。

トイプードルの性格その２「甘えん坊」

トイプードルがワンちゃん好きな方や初心者の方から絶大な人気をもつ、最大の理由は人が大好きで、温厚で甘えん坊な性格です。トイプードルは人との歴史も長く、産まれた瞬間から人に懐いてくれる、愛嬌たっぷりな犬種です。

トイプードルは温厚で穏やかな子が多く、気性が荒い子というのはまず居ません。

元気いっぱい遊び回っていても、抱っこをした途端、飼い主にべったり。ぬいぐるみのようにおとなしくなる子も多く、まさに初心者の方にも飼いやすい犬種と言えるでしょう。

弊社のように、両親犬はもちろん、24時間たくさんのスタッフから愛情をもらって育ったプードルちゃんは、さらに人懐っこく甘えん坊で、言葉ではなんとも表現し尽くせない愛らしさです。

そんなかわいすぎる性格のトイプードルちゃんは、飼い主のお腹の上に乗って寝てしまうことは日常茶飯事。

赤ちゃんや子供にぴったりと寄り添って子守をしてくれることもあります。
小さいお子様がいらっしゃるご家庭でも安心ですね。

「共働きだからトイプードルは向いていないのかな…」と思った方もご安心ください。両親犬やブリーダーからたくさんの愛情をうけて育ったトイプードルちゃんであれば、お留守番もお利口さんにできるでしょう。

しかし、早くに親犬と離されたり、最低限のお世話しかしないブリーダーや、夜に誰もいなくなってしまうペットショップで長く育った場合などは、愛情不足から難しい性格になってしまう子もいます。特に生後3〜14週間頃までの社会化期は、ワンちゃんの性格や精神面へ大きな影響を与える時期です。子犬を迎える際は担当のスタッフさんに、これまでの飼育環境や生活の様子などもしっかりと確認しましょう！

トイプードルの性格その３「遊び好き」

愛玩犬として人気No１の温厚で甘えん坊なトイプードルは、飼い主様と一緒に遊ぶことも大好きです。

遊び方やおもちゃの好みもプードルちゃんによって様々です。

例えば、
・紐状のおもちゃと追いかけっ子が好きな子
・飼い主様が転がしたボールを手や口で持ってくる遊びが好きな子
・ぬいぐるみと戦いごっこをして、ぶんぶん振り回すのが好きな子
など、同じトイプードルでも遊び方にも好みがあります。

飼い主様との遊びや触れ合いが大好きなトイプードルちゃんですが、超がつくほどの小型なティーカップサイズから、ほどよいタイニーサイズ、抱き心地がたまらないトイサイズまで、様々な大きさの子がいます。お散歩時間は、大型犬や中型犬ほど多くはありませんが、お迎えするトイプードルちゃんの性格やサイズによって運動量に大きな差があります。

これからプードルちゃんをお迎えなさる方は、ご自身との性格や遊び方の好みの相性だけではなく、成犬時のサイズやご自身のライフスタイルも考慮するとよろしいかと思います。さらに、両親犬はもちろん、おじいちゃん犬やおばあちゃん犬、兄弟、親戚など血縁関係のある成犬とも実際に触れ合い、子犬ちゃんの成長を予想できるブリーダーからお迎えすることをお勧めします。

トイプードルの特徴

トイプードルの一番の特徴は、テディベアのような"もふもふ"とした被毛です。トイプードルのカールした巻毛の特徴は、抜群のさわり心地だけではありません。

トイプードルの特徴その１「抜け毛・臭い・アレルギーが少ない」

毛量が多く"もふもふ"できる小型犬として、ポメラニアンやビション・フリーゼ（白いトイプードルにそっくり）などの犬種があげられますが、トイプードルほど抜け毛が少なく"もふもふ"できる室内犬はいません。

トイプードルが持つ被毛はシングルコートと呼ばれ、換毛期がなく抜け毛がほとんどない特徴があります。そのため、犬特有の臭いや犬アレルギーの心配が少なく、「犬がいても綺麗な家を保ちたい」という飼い主様にはピッタリの犬種です。

トイプードルの特徴その２「種類が豊富なカットを楽しめる」

トイプードルは毛が抜けない代わりに、毛が伸び続ける特徴があります。そのため、人間のヘアスタイルと同じように、トイプードルは様々なカットを楽しむことができます。

トイプードルのふわふわな被毛は、人間と比べても、カットの種類が豊富です。同じプードルちゃんでも、カットが違うだけで全くの別人に生まれ変わります。

また、トイプードルは成長により被毛が変化する2つの特徴があります。

毛質の変化について「パピーコートとフルコート」

トイプードルは生後6ヶ月〜1歳頃にかけて、毛質が変化します。

子犬の被毛（パピーコート）は、産毛のように柔らかく、緩やかなカールが特徴です。このパピーコートは生後6ヶ月〜1歳頃の子犬限定の被毛です。だんだんとパピーコートから、巻きが強く太い弾力のある成犬の被毛（フルコート）に生え変わります。

パピーコートからフルコートに生え変わる時期は、ヘアスタイルが整わないことからブサイク期と呼ばれることもありますが、一生に一度しかない成長の証です。子犬の時しか見ることの出来ないパピーカットも是非お試し下さい。

毛色の変化について「退色」

トイプードルは年齢を重ねるごとに、本来の毛色に変化する「退色」という特徴があります。

退色は、薄い毛色に比べて、濃い毛色に目立ちやすい傾向はありますが、どの毛色のトイプードルちゃんでも退色はあります。

例えば、毛色がホワイトのトイプードルちゃんは、子犬の頃はクリームがかった毛色です。

下記画像のトイプードルちゃんの毛色は何色でしょうか？

実は、この子の毛色は「シルバー」です。ブラックのトイプードルと間違われた方が多いのではないでしょうか。シルバーの子犬は黒い被毛で産まれてきますが、成長に伴い美しいシルバーの毛色に生まれ変わります。

トイプードルは退色によって、だんだんと本来の毛色に変わっていく特徴があります。この退色もトイプードルを飼う楽しみの１つとなります。

トイプードルの特徴その３「実は運動神経がいい」

超がつくほどの小型犬で室内飼いのトイプードルちゃんですが、実は運動能力も高い特徴あります。
トイプードルの祖先は猟師が仕留めた鳥を自ら探して飼い主の元へ持ち帰る仕事をしていたため、飼い主への従順さはもちろん、小型犬ながら高い運動能力を持ち合わせています。

トイプードルはサイズが小さくても、肉付きがよく身体はしっかりしている事も特徴の１つです。健康面も安心できますね。

例として、弊社よりお迎えいただいたトイプードルちゃんの登山中の動画と登頂記念のお写真です。

もちろん個体差はありますが、往復10km以上・高低差1km以上の登山道を踏破できるトイプードルもいます。

トイプードルは室内犬ではありますが、キャンプやバーベキュー、登山や川遊び、海などによく行かれるアウトドア派の方にとっても良いパートナーとなるでしょう。

元気いっぱいなトイプードルちゃんですが、2歳頃から徐々に落ち着く傾向にあります。6歳をすぎた頃からはお家では寝てばかりな子も少なくありませんが、それでも飼い主様とのお出かけは大好きです。

どの犬種においても、愛犬のライフステージに合わせた安全な環境作りが大切です。子犬ちゃんをご家族に迎える際にはご自宅の飼育環境をしっかりと準備しましょう！

トイプードルの飼い方｜初めて子犬を迎える準備と注意点 初めてトイプードルを飼う方に向けて、飼い方やご自宅の準備、子犬をお迎えした後の注意点などをわかりやすくご紹介します。

トイプードルを飼いやすい人の特徴

トイプードルの性格や特徴についてご紹介させていただきました。トイプードルは、愛犬家の方だけではなく、ワンちゃん初心者の方にとっても飼いやすい犬種だとご理解いただけたかと思います。

トイプードルは飼う人を選ばずお迎えしやすい犬種であることはお客様の声をご覧いただければ十分にご納得いただけるかと思いますが、他の犬種ではなく、あえてトイプードルを飼う人の特徴を挙げるとすれば、

• トイプードル特有のもふもふの被毛で様々なカットを楽しみたい方
• 抜け毛や臭いの少ない犬種をお探しの方
• 愛犬と一緒におしゃれやお出かけを楽しみたい方
• 初めての愛犬として飼いやすい性格の小型犬をお探しの方　など

このようなご家庭にトイプードルは選ばれやすいのではないかと思います。

最近では、犬を飼うと幸せになることが研究で証明(※1)されていたり、子供のアレルギーや感染症リスクの抑制する効果(※2)や高齢者の心身へ良い健康効果(※3)があることがわかったりと、科学的にも犬を飼うメリットが証明されつつあります。

(※1)英McCarthy&Stone社による調査より
(※2)米小児科専門誌「PEDIATRICS」より
(※3)一般財団法人ペットフード協会 越村会長より

さいごに

トイプードルはとても可愛くて飼いやすい犬種ですので、いいこと尽くめな内容になってしまいましたが、いざ子犬を家族に迎える際にはご不安もあるかと思います。

弊社はトイプードル専門のブリーダーとして、累計4000人以上の飼い主様にプードルちゃんをお譲りしてきました。また、一生涯のアフターサポートを通じて、お迎え後も非常にたくさんの飼い主様とのご縁が続いております。

トイプードルを迎えたいけど、
どの子にしたらいいか選び方がわからない。
初めてのペットで本当に飼えるか不安。
日本一可愛くて健康なトイプードルを迎えたい！

このようなご希望やお悩みがある方は、是非一度ご見学にいらしてください。

皆様のご家庭にあった子犬の迎え方や、飼い主様の性格にピッタリの愛犬をご紹介いたします。弊社には子犬ちゃんだけでなく、成犬のトイプードルもたくさんおりますので、お迎え後の生活をイメージしやすい環境が整っています。

ご見学は、一組様ずつゆっくりとお時間をとってご案内させていただきますので、下記お電話かメールよりご予約ください。

【無料通話】0800-111-4115（年中無休、朝10時〜夜23時）
【メールアドレス】info@toypoodle-no1.com

皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。